実は、この図書館別館は、旧蒲郡市看護専門学校だった建物を活用していたもので、今は古くなり耐震化されてもなく、老朽化が著しい危険な建物と判断され、取り壊されることになったからです。
本来ならば、ここにある「金沢ヒューマン文庫」は、市立図書館内に移設するのが筋ですが、なにしろ図書館自体も狭隘なため、やむを得ずの措置として、新しい図書館が建設されるまでの間の「一時預かり」先に引っ越すことになったのです。
引越し先は、図書館に近い蒲郡南部小学校校舎の一室です。戦後民主教育の貴重資料である文庫を「一時的に預かってくださる」学校側のご厚意に、深く感謝を申し上げたいと思います。
なお、引越しに伴い、「金沢ヒューマン文庫」の利用は、6月1日から、作業が完了し書棚が整理整頓されるまでの間、停止させていただくことになります。
大変な労力を要する引越し作業が待っていますが、今年度中には、「金沢ヒューマン文庫」資料が活用できるようにと、すすめていきますので、何卒ご理解とご協力をいただきますよう、よろしくお願いいたします。
移設後の「金沢ヒューマン文庫」資料の利用申込は、すべて、市立図書館を通してのご利用となります。